さくらの本棚
なぜ、0、1、2歳児には語りかけや読み聞かせ画大切なの? いつ頃から絵本を与えればいいの どんな絵本を読んでやればいいの?・・・・・・・・・の問に答えていきます。 乳幼児は大人のまねをすることで、言葉や行動を覚えていきます。文字を知らない子供の「ものを知る」行動を助けるのは、言葉や目で見るものや、事柄などです。 絵本の中の動物達を見て指でさしたり、取ってほしいものがあるとそれを指差したりするようになるのが10ヶ月前後からです。指さしは、知っていることや自分の要求を周りの人に伝えたいという気持ちのあらわれです。ことばを話すための動機と同じ心の働きなのです。 この時期の赤ちゃんにとって、絵本はあくまでもおもちゃの一種。最初から最後まできちんと読めるのはまだ先になりますから、この時期、 絵柄に興味を示さなくても好きなページをめくって遊んでいるだけで充分です。 絵本自体に興味が無い時は、お母さんが話をふくらませたり、一緒になって楽しみつつ読んでやることです。 始めに読む絵本の条件として @やさしい単語であること A原色・輪郭がはっきりしていること B厚い紙を使っていること C構成がシンプルであること、 です。 お母さんが赤ちゃんを抱っこして、優しく語りかけてやるように読めば充分です。 0〜2歳児に、絵本を読むときは、ゆったりと、くり返し、くり返し、子供に語りかけてください。 子供は読み手の声と本の絵から限りない可能性を見出していきます。 書店や図書館にはたくさんの絵本が並んでいます。 年齢が大きくなるにつれて、絵や言葉がおもしろいもの、認識や知識絵本、 しつけ絵本、ゲームや仕掛け絵本など、様々な絵本が並んでいます。 興味にあわせて一緒に遊び、親子のつながりも深めていきたいですね。