2才前後になると気になってくるのが「トイレ」のこと。
どうすればスムーズにオムツが取れるの?
いつ、何をきっかけにスタートすればいいの?
今月は、”おむつからパンツへ”排泄の自立に向けてのお話です。
0から1才
1日平均18から25回、おしっこは反射的に出ています。おしっこがたまった!という感じが少しわかるようになりますが、我慢することは無理です。
1から2才
よちよち歩きの頃になると、膀胱におしっこがたまる感じがわかってきますが、我慢できるのは、ほんの短時間です。
言葉の発達も不十分なので、教えることは難しい・・・。体の中では”おむつはずし”の準備が進んでいるところです。
1才6ヶ月ごろになると、おしっこの間隔があいて、タイミングもつかみやすくなります。
上手に歩けるようになって、言葉も少ししゃべれるようになったら、定期的におまるやトイレに誘います。
優しく声をかけ、楽しい雰囲気作りも大切です。出ない時は早めに切り上げます。
2才近くになると、出た後に知らせる事ができるようになります。
2から3才
おしっこやうんちをしたい!という感覚がわかり、ある程度がまんすることができるようになります。
3才ごろになると、昼間のおもらしは少なくなり、うんこのおもらしも少なくなります。
4才
4歳を過ぎる頃になると、膀胱がいっぱいになっていなくても、おしっこができるようになります。
トイレに座れば出るようになります。
さて、初夏になりおむつはずしには、最適の季節です!
汗とおしっこのべたべた感から解放してあげましょう!
はずし方
★まずは、朝起きた時、お昼寝の後など、おむつがぬれていなかったら、トライしましょう!
おしっこは食べたり、飲んだりした後の1〜1.5時間後に出るのが目安。
おしっこをした後のサインをキャッチして、リズムを把握します。
★トイレやおまるに座るのは、2〜3分で充分。
出ない時はさっと切り上げてもう一度おしっこのタイミングを確認します。
下りたとたんに”シャー!”とおもらしされた時、お母さんがおおらかでいられるかどうかがパンツにする時期の決め手です。
最初はおもらしが続くかもしれませんが、おもらしすると気持ちが悪いし、お母さんも出ている事がすぐにわかるので、トイレでできるようになる早道になります。
イライラして叱ってしまうかも…と心配なら、もっと成功率がアップするまでおむつのままで良いのです。
要はお母さんの気持ちしだいです。
おむつが外れると、心も体も、荷物も軽くなりますね。さあ、はじめてみてください。
以上、トイレトレーニングをはじめるには、体の準備ができてから。
おしっこの間隔がある程度あいて、あんよが上手になって、言葉が少し出てきた頃が目安となります。
体の発達と同じように、個人差はつきもの。
くれぐれもあせらないで・・・。いずれどの子もできるようになります!
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