さくらの本棚

ちいちゃんとゆきだるま
2月の本
ちいちゃんとゆきだるま


銀河社

しみずみちを
朝起きると、あたり一面真っ白い雪。さっそくちいちゃんは雪あそびに出かけました。
犬やねこさんも雪たまづくりのお手伝い。いっしょうけんめい転がして、いくつもいくつも作りましたよ。
私の家のまわりこんなに雪がつもったらいいのになあ。
ちいちゃんと一緒に遊んでみたい!そんな気持ちになる絵本です。

薄着で健康作りをしましょう!!
なぜ薄着がよいのでしょう?

赤ちゃん期は、体が急成長しているだけではなく、体内でたくさん熱が作られています。
大人に比べ、身体の表面積が大きく、皮下脂肪が薄いため、体内の熱を放出しやすくなっています。
そんな身体を衣服でおおい、くるんでしまうと、身体の熱を逃がせず、暑い思いをさせてしまいます。

薄着の目安は?

目安としては、子どもが動き易く、汗ばまない程度です。
新生児〜2ヶ月は、大人と比べて1枚多く、生後6ヶ月までは、大人と同じ程度、
生後6ヶ月以上では、大人より1枚少なく。

室内温度は?

冬は室温、20〜22度、湿度、45〜60%
まめに窓を開けて、新鮮な空気を入れましょう。
湿度管理が行き届いた室内なら冬でも綿素材の 衣服ですごせます。

外出の時に気をつけることは?

室内の衣服に薄手の上着を1枚足します。室内も同じですが、薄着を上手に重ね着することで、 気温の変化に合わせます。
しかし、外の天候によっては、きちんとした防寒が必要です。手や顔が紫色になるほど
長時間冷気にさらされるのは、よくありません。

乾燥(皮膚のガサガサ)には気を付けよう!

子どもの皮膚は、”ドライスキン”です。気温が低く乾燥する季節になると、いっそう皮膚分泌が
減り、肌荒れが気になります。特に顔や手は外気にさらされて、ガサガサが目立ちます。
荒れた皮膚に、汚れがついていると、その刺激でさらに肌荒れが悪化します。
 汚れた顔や手足は、清潔にします。この時水分が残っていると、水分の蒸発で、皮膚の乾燥が いっそう進みます。丁寧にふきとり、すぐに保湿性のクリームをつけておきましょう。
 しもやけは、繰り返し、低音にされられることで血液の流れが悪くなった状態です。
気づいたら早めに手当てをしましょう。
ぬるま湯にゆっくりつけ、やさしくマッサージをして、血液の循環をよくします。
ビタミンE配合のクリームをつけると血行が促される効果があります。
予防は、冷やさないこと。外出時には、マフラーや帽子、手袋、靴下で外気に触れる部分を
保護します。

アトピーの子ほど、薄着が効果を現します。夏から徐々に薄着にしていきましょう。
アトピーの子は、ゼロゼロしたせきや、喘息がつらいですね。
風邪も引きやすい傾向にあります。ゼロゼロ喘息のせきやは、副交感神経がかかわっています。
これこそ薄着で交感神経の訓練が効果を現します。
薄着だけでなく、「冷気呼吸」「外気浴」「水泳」「乾布摩擦」「温冷浴」などの
刺激を受けることで症状が安定してきます。


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