さくらの本棚

こぶたたぬききつねねこ
12月の本
こぶたたぬききつねねこ


こぐま社

馬場 のぼる さく
なんでもない「しりとりあそび」のようで、絵はひとつの物語を形成しています。
子どもが絵を読み取っていく様子を観察してください。この絵本を基にして、こどもはたくさんの言葉をつなぎ合わせ、発達していくことでしょう。
しりとり遊びは言葉を覚える基本になります。

おたよりノートから
冬の健康管理について
まずは風邪の予防から
 寒さに負けず、元気に過ごせる環境整備をしていきましょう

*体を動かして、新陳代謝を高めよう。
*薄着で過ごそう。
 子どもは大人よりも一枚少なくが目安です。秋ごろから少しずつ薄着に慣らしていきます。
*天気のよい日は、外の空気に触れ、間接的に日光を浴びる外気浴をします。
*外遊びの後は、手洗いとうがいを欠かさずにします。
 うがいは4歳くらいにならないとできないので、乳児はぬれタオルで手と顔を拭いてやります。
 自分で手が洗える子は 手洗いの習慣をつけ乾いたタオルでよく拭きます。
*冬の室温は、23度〜24度くらいが最適です。
 アトピー性皮膚炎の子どもは、清潔、汗をかかないくらいの室温、スキンケアの3つを
 心がけます。また加湿器などで、湿度は50%〜60%くらいに保つようにします。
*予防接種を受けよう。
 インフルエンザは、インフルエンザウイルスによっておこるもので、普通秋ごろから
 春ごろにかけて 流行します。
 抵抗力の弱い乳幼児がインフルエンザになると、こじらせて重症になったり、
 脳症になることがあり、死に至るケースもあります。予防接種を受けておくと、脳症になる
 可能性は低くなります。予防接種は生後6ヶ月から受けられます。ほかの予防接種と
 重なったり、体調を崩して受けられなくなることがよくあるので、まずは親が受けて感染を

 防ぐようにすることが重要です。

風邪を引いてしまったら気をつけることは?

*熱のある時は、水分補給を十分にします。
 消化のよい柔らかいものを食べます。
 白湯や麦茶などの水分やビタミンCを多く含むものを とるようにします。
*風邪は万病の元・・・侮らないことが大切です。
 風邪くらい・・・と風邪を軽く見てこじらせると、肺炎などの重い病気になるケースもあります。
 たとえ熱がなくても、軽いうちに安静にして早く治すほうが懸命です。

冬に多いけがに注意しましょう

*まだ足元がおぼつかない乳幼児は、はだしの方が滑りにくいので、安全です。
  靴下を履く時は、滑り止めがついた物にします。畳は以外に滑りやすいので気をつけます。
  床暖房も床近くで動き回る乳幼児は乾燥した空気に触れることになり、のどを痛めて風邪を
  ひきやすくなるので湿度には気を配ります。
*冬の寒さで体がこわばり、厚着によって自由がきかず、転んでけがをすることがあります。
*暖房器の使用による、やけどの心配があります。
  軽いやけどでもまずは流水で冷やすという処置法は知っておきましょう。

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